病児保育センターぱるむ
【ぱるむだより】今回のテーマ
苦みやざらつきなどで飲むことを嫌がるお子さんも多いですよね。
飲ませる時のちょっとしたコツや工夫を紹介します。
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シロップで甘くする (オリゴ糖、コンデンスミルク、単シロップなど) |
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服薬補助ゼリーや味の濃いアイスに包み込む |
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飲み物や食べ物に混ぜる |
ぱるむでは、年齢やお薬が好きな子、苦手な子に応じて飲ませ方を工夫しています。基本的には白湯で飲ませます。
- 苦手な子には、
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(1) 好みのものに混ぜる
(2) 人形やパペットに先に飲ませる
(3) 上手な子の見本をみせる
など、進んで飲めるように心掛けています。 そしてお薬が飲めた時には褒めてあげます。
発熱とは多くの場合、ウイルスや細菌などの病原体に対する防衛反応の一つです。ウイルスは熱に弱く、体の熱が高いほうがウイルスや細菌と戦う力が増します。ですから、体にとって悪いことばかりではありません。
解熱剤は病気を治すのではなく、熱を一時的に下げ、つらい症状を和らげるものです。そのため効果が切れると再び熱は上昇します。熱が上昇するときは、身体もつらく苦痛を感じることがあります。解熱剤を使うときには体温の高さだけでなく、機嫌のよしあしや食欲、睡眠を見てつらそうな時に使いましょう。
◇解熱剤を使う目安
・熱が高い(おおよそ38.5℃以上)
・38.5℃より低くても苦しそうで眠れない時
・機嫌が悪い
・食欲がなく、水分もとれない
◇解熱剤を使わなくてもよいとき
・熱が高くても眠れている
・機嫌がよい
・食欲があり、水分もとれている